「とほネットワーク旅人宿の会」に入れてもろた。

北海道で宿をやりたいと思ったのが遠い昔に泊まった「とほ宿」がきっかけ。
「なんや。ただのボロい民家やんけ」「食事も普段家で食うとるんと変わんやんけ」「宿主もやる気あんのけ!わいは客やぞ。友達やあらへんど!」
っていうのが第一印象やった。

んでもそこの空間におると何や落ち着く。
昔っから知っていたような安堵感があるんや。ホームアローンやぁ〜。
                     *アットホームや!

ボロい民家もよく見ると古いけど清潔であったり、宿主の下手くそな修理がええ味をだしとる。

食事も見てくれやなしに、食うたら実に旨い。自家菜園であったり、旬の野菜を使ったり・・・

素材は安価だがいっぱい工夫してある。

宿主は時間があればようさん話してくれる。時間なかったら放ったらかしや。
要は自分の家や思うて気を遣わず好きに楽しんで。って事。
宿によって当然宿主のカラーがでてる。それぞれのもてなしやねんな。

サラリーマンやりたくない(出来ない)。旅人の延長みたいな人が多い。
当然個性が全面に出ておる。
「こいつら好きに生きとんな」と羨ましかったんや。

けどさすが目配り気配りは凄いもんがある。
アダムスファミリィ。いやアットホームな雰囲気。
そこが一般の宿泊施設とちゃうとこやで。

旅人の心を読みながら適切な一声がすっと出てくる。
旅人の経験からやね。
たまに失敗しよるけど。

当時から何年も経ち社会も急激に変化した。
人の出会いや繋がりも希薄になったように思う。
「どげんかせないかんっ!」

今の時代に宿主として何が出来るかわからんけど、旅人との会話の中で
救世主伝説が生まれるんかもしれん・・・。

トキやラオウケンシロウのような・・・。

わい実は「ユリアがパンツはいてないんちゃうか」っちゅう
疑問を以前から抱いておる。かなり横の割れたスカートやのにパンツが見えんのや!
「も・もしや!Tバックなのか?ユ・ユリア〜!」
「我が生涯にそれだけは悔いが残る〜ぅ〜」

少し話しがずれたんやけど
先輩宿と共に、そして憧れてきた「とほネットワーク」のひとつとして踏み出せたんは
わいにとっては大きな大きな事。

皆の衆。旅に出よう。

そして「とほ宿」で羽根を休めておくんなせえ。

全国の宿主が待っちょるでえ。

ついに雪の奴が来よった!

テンションが上がる!

地元の方々はうんざりモード。

大阪から移り住んで4年。まだ楽しい。

十勝は日高山脈で雪雲が遮られっから雪が少ないと聞いた。
ほのかわり寒っぶいと脅されたもんや。
しやけどたいした事ないわ。
昔ならもっと寒いし、住宅も隙間風が入っとったんやろうけど。
今の住宅は断熱や気密性に優れとるから普通に生活出来る。
 
誤解しとった。

意外と住みやすいやんけぇ。

何を今更って感じやけんど、つまり、北海道は冬が厳しいから
暮らして行けんと考える方が多いのよ。

ほんなことないで。

夏は爽やかやし四季がはっきりしてる。
ほやから食べ物が旨い。寒暖の差が作物にええんや。

それに超寒がりのウチの女房も生きちょる。

早い話が移り住むのは十勝もええで。っと云いたかっただけ。

あ、バイクに乗れんのは辛いでぇ〜。

ふと外を見たらバルーンが飛んどった。

十勝はバルーンも盛んやねん。

子供の頃、大阪に日立キドカラー?の飛行船が飛んできて
追いかけて迷子になりかけたことがある。

近くの散髪屋のおっちゃんはパラグライダーをやってる。
普段は健康サプリを愛用してるんや。

そんなに体を大切にしてはるんやったら
命がけの危険な遊びはやめなはれ。

っちゅうと大阪の奴ってことで、また嫌われる。