春じゃ。
春の足音が少しずつ近づいています。
客足は以前から遠のいています・・・。
店前の国道の雪も少なくなってきた。
「昼寝をすれば夜中に眠れないのは何故か♪」の氷の世界が十勝の冬。
移り住んで5年になるが今年の冬はむっさ寒かった!
寒い冬も終わりになると寂しいんや。
雪景色が見れんし、薪ストーブも使えん。
もうすぐ敷地にフキノトウが顔を出すころや。
それ食ったら新しい季節の始まりや。
店の駐車場や周辺の除雪は近くの親っさんがショベルでやってくれてたんやけど、甘えてばかりやとムーミンになるから除雪車を造った。
と云ってもわいに造れるはずがない。
バイク好きのお客さんが「わしが造っちゃる。」ちゅうて毎週寒い中頑張って作業してくれた。
わいは寒い中、頑張って店の中で珈琲を飲んでた。
頑張って珈琲飲んだおかげで、1ヶ月後、すばらしい除雪機が完成した!
制作者さんは図面もなしに、見事な作業手順と溶接技術で造って行く。
人はこれを 「ザ・職人」と呼ぶ。
後は塗装だけや。ほれは自分でやる。
職人は「金は材料代しかいらん」と言い張り男気を見せた。
わいはその迫力に言葉を失った。
「使わんようになったら高く売ったろ」とも少し思った。
北の大地には銭金抜きで動くカワシマエイゴ的な「時代おくれ」の方がたくさんおる。
わいもそんな「時代おくれの男でありたい♪」
「ザ・職人」に甘えてたら罰が当たった!
肝心のジープのオルタネーターがご臨終。
ブラシが逝ったのか?
これまた隣町の整備士さんがブラシを届けてくれた。
金額も言いはれへん。
奴もまた「時代おくれ」の男であった。
早速オルタネータを外して分解。
寒いから業者に頼もうと思ったら「ジープの神様」から「自分でせんかい!」とお叱りのお言葉を頂戴した。
仕方ないので凍えた両手に息を吹きかけながら作業。
原因はブラシと周辺のコードが劣化し、断線したためと判明。
只今、配線の修理をやってます。
神戸から就農したお客さんが溶接の練習がてら造った鉄の作品が
これだ!ワン!ツー!スリー!
へたっぴー!
やけど味がある。
ジープ好きなわいへの贈り物や。
いやぁ。すばらしいの一言や!
「ざ・職人」さんは大のバイク好き。新車からカワサキW1を乗っている。
メグロも数台所有してはる。
先日、なんや古い雑誌を見せてくれた。
昭和何年の雑誌か忘れたけど「てんとう虫」フアンのけったいな知人がいるからアップしてみた。
時代を感じるの〜。
なんや250cc級のバイク免許で乗れると書いてある。
250cc級のバイク免許ってなんや?
意味わからん・・・。
わかるんは、ええ時代やったっちゅうこっちゃな。