バイクに乗るのは ちと 早いんじゃないかい。
十勝はまだ冬なわけで・・・。東京とは違うわけで・・・。
十勝の冬は長い。
春を待ちきれないライダー達。
しかし道産子ライダーはじっと我慢をする。
命が惜しいからである。
4〜5年前に本州から来た某板長は冬の間でも
気温の上がった一瞬の雪解けを見逃さなかった。
おもむろにエンジンをかけ、左足でギアをローに
叩き込んだ!
「これで初乗りはわしが一番や!」と
気合いの入った左足でギアをセカンドにくれてやった!
夏タイヤのバイクは後輪がスライド。
それを楽しむようにギアをサードに叩き込んだ瞬間である。
ガシャーン!
鎖骨が飛び出てこんにちわ。ぼっちゃん一緒に遊びましょ♪
転倒して肩を強打。鎖骨が飛び出したらしい。
原因は氷上でのハイサイドである。
「ハイサイドおじさん」っちゅうのも沖縄にあったような・・・。
近くにいた知人が板長とわいのとこに休日診療の病院を訊ねに来た。
消防に問い合わせ、帯広の病院を教えてもらった。
知人が病院に搬送する準備している間に板長の
いつもおかしい様子がおかしい。
こんな時は正義の味方にお願いするしかない。
頼りになる奴。
そいつがこれだ!
ワン・ツゥ・スリ!
消防>どうされましたか。
わい>肩を打って脱臼してるかもしれません。
消防>どのようにして打たれたんですか。
わい>お恥ずかしながら・・・。バイクで転倒しまして・・・。
消防>・・・。 すぐに行きます。
板長は救急車のスパイクタイヤを横目で
見ながらトボトボと搬送されました。
逮捕され連行される凶悪犯のように
搬送される板長・・・。
こんな時は大変でもパニくってはいけない。
冷静に対処するのが大切や。
本人の気持ちを和らげるようにジョークのひとつも
投げかける配慮も時として必要である。
心配を顔に出さないのも心意気っす。
冬の北海道は気ぃ付けなはれや〜♪
ロケットストーブのその後
これでは薪の量が少なく、暖かくならないんで改良することとした。
徳永英明の「壊れかけの鉄板ストーブ」を連結した場合の実験を野外で行う。
鉄板ストーブ内で燃えた火が直に連結部に行くようにする。
大体のストーブには副室が設けてあるが、壊れかけのやつは
うまい具合にダイレクトに火が連結部に流れる。
ドッカーン!!
来はった。来はった。お母さんあの人来はったえ♪
シュポー♪
あとは室内に設置して完了。
極寒の時は鉄板ストーブで燃やすと
大きな薪が入れられるので薪をくべる回数が激減するし、
火力があるので暑い位まで部屋が温もる。
肌寒い位なら、連結部に薪を入れるなどして
調整もでける♪
さすがに室内でドッカンと火柱を上げるわけには行かんので
フタをして横からの煙突で排気をしてる。
効果は燃焼効率が良いので灰が溜まらない。
それと室内側で蓄熱が出来るんでベリグゥ。
それにロケットストーブの煙突は
横に長く室内に伸ばしても煙が逆流することがない。
室内を煙突で囲んだらパラダイス間違いなしや♪
今年は雪が多おます。
去年、お客さんに造ってもろた秘密兵器。
名づけてサンダーバード♪
30センチメンタルジャーニーは積もっただろうか。
伊与はまだ16かもしれんが、わいはもう53や。
手で除雪は無理やけんサンダーバードが頼りです。
なんか雪国らしくなっちょるやんけ〜。
がぜんテンション上がりまんな。
でも毎日は嫌やで。
十勝は雪が少ないのが売りなのよー。
さいなら。